秋の夜長にむかしばなし

秋の夜長にむかしばなし

「むかーしむかし、あるところに…」から始まるむかしばなし。

生きていくうえでの教訓や道徳を伝え、道しるべとなってくれる昔話。そして、そんな昔話や伝説、世間話を口伝で伝えてきた民話。皆さんはどのくらいの昔話と民話をご存じでしょうか。

今回は、数ある昔話、民話のなかから、スタッフおすすめの絵本をご紹介いたします。

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    がまどん さるどん

    1540円(税込)

    あるところに、かえるのがまどんと、さるのさるどんがいました。ふたりは、がまどんが拾った稲の穂から米を育て、だんごをつくって食べることに。田植えも草とりも稲かりも、働くのはがまどんばかり。いよいよもちをつくことになりましたが、そこにはさるどんの計略が…。

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    あおい玉 あかい玉 しろい玉

    1650円(税込)

    栗拾いで道に迷った小僧が泊ったのは、やまんばの家。逃げる小僧を追いかけるやまんば。その時、便所の神様にもらった3つの玉を。

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    いっすんぼうし

    1540円(税込)

    じいさまとばあさまは仲良く暮らしていましたが、ふたりには子どもがなかった。ばあさまが、指にも足りないくらいの小さな子どもでもいいから、子どもをさずけてほしい、とお天道様に願うと、ばあさまから小さな小さな子どもが生まれた。いっすんぼうし、と名付けられた子どもは、何年経っても大きくならなかったが、じいさまとばあさまは、かわいがって育てていた。
    そんなある日のこと、いっすんぼうしは、都で身を立てたいと言い、木綿針を刀に、お椀を頭にかぶり、箸を杖にして旅立った。京に着いたいっすんぼうしは、立派なお屋敷で、召しかかえられることになり…。

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    かにむかし

    1760円(税込)

    「さるかに合戦」を方言を生かした再話とのびやかな墨絵で描きます

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    ふしぎなたいこ

    880円(税込)

    日本のなつかしい昔話のなかから、「ふしぎなたいこ」「かえるのえんそく」「にげたにおうさん」の3つのお話を収録。たっぷりとした墨の線を使った、清水崑氏の大らかな絵が楽しい絵本。

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    おそばのくきはなぜあかい

    990円(税込)

    語りつがれた日本の民話の中から《なぜ》のおはなし3つ。「おそばのくきはなぜあかい」「おししのくびはなぜあかい」「うみのみずはなぜからい」。初山滋氏の美しい幻想的な画面が子どもの夢を広げます。

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    だいくとおにろく

    990円(税込)

    何度橋をかけてもたちまち流されてしまう川に、橋をかけるよう村人に依頼された大工が、川岸で思案していると、鬼が現れて、目玉とひきかえに橋をかけてやるといいます。いいかげんな返事をしていると、2日後にはもうりっぱな橋ができあがっており、鬼は目玉をよこせとせまります。「おれのなまえをあてればゆるしてやってもええぞ」と鬼がいうので、大工は……。日本の昔話の絵本。

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    にぎりめしごろごろ

    990円(税込)

    きこりのじさまが山で落としたにぎりめしは、ふもとの地蔵さまのところまで転がっていきました。きれいなところを地蔵さまに差しあげると、地蔵さまはおもしろいことがあるからお堂の天井に隠れていろといいます。すると夜中、鬼たちがやってきて酒盛りをはじめました。じさまがニワトリの鳴きまねすると……。正直なおじいさんと、まねをして失敗する隣のおじいさんの、おなじみの昔話。

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    だいこんどのむかし

    1595円(税込)

    ある村で、たった一つのだいこんが芽を出し、大きくそだった。食べずに村中で大事に世話すると、だいこんが大きな葉で、冬の吹雪や大雪、嵐を防いでくれた。でも、世話がめんどうになった村人は・……。