私たちについて
こどもの本の店「童話館」は1981年、長崎の市街地にかまえた小さな児童書の専門店からスタートしました。
その後、絵本の定期便「童話館ぶっくくらぶ」の全国展開や童話館出版創設など、こどもの本にかかわるより広いトータルな取り組みを経て、1999年の6月、長崎の代表的な観光地である南山手の丘へ移転。2・3階に美術館フロアーを併設し、「祈りの丘絵本美術館」としてリニューアルオープンしました。
そしてこのたび、さらに多くの皆様との出会いを求め、「こどもの本の童話館公式オンラインショップ」をオープンする運びとなりました。
童話館のこだわりは、皆様にお届けする作品の質にあります。子どもたちをひとりの人間として見つめようとするなかから生まれた、私たちにとって普遍的な価値をもつ作品、そして子どもたちが本に親しむきっかけになるような作品を取りそろえています。「まずはそれらを少し味わってみたい」「「童話館ぶっくくらぶ」は卒業してしまったけれど」という皆様と繋がっていくことができればと願っています。
昨今の子どもたちを取り巻く環境はけっして牧歌的なものではありませんが、良い出会いさえあれば、子どもも大人も再び本への信頼を深め、楽しんでくれることを、私たちは長年の経験から知っています。
そんな出会いとなってくれるであろう、絵本・こどもの本たちが皆様との出会いを心待ちにしています。たくさんの絵本・こどもの本に出会っていただき、絵本・こどもの本をかこんで、楽しい時間を過ごしていただければさいわいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
グループの取り組み

絵本の定期便「童話館ぶっくくらぶ」
1982年の発足以来、全国の、そして海外のご家庭へ、厳選した絵本・本を毎月お届けしている定期配本サービスです。

子どもの平和と生存のための童話館基金
2001年、童話館の創業20周年を記念して設立。
アジアを中心に、困難な状況にある子どもたちや女性たちへ、ささやかでも手を差し延べ、ともに生きたいとの願いのもと運営しています。

こどもの本の店・童話館
祈りの丘絵本美術館
長崎市南山手に、1999年開館。
1階は1万冊以上の厳選された絵本・本が並ぶ、児童書専門店「こどもの本の店・童話館」です。
2階と3階が美術館のフロアで、国内外の絵本の原画や、童話館ゆかりの画家の作品を所蔵し、常設展や企画展を開催しています。

童話館出版
絶版になったすぐれた絵本の復刊から始まりました。
現在ではオリジナルの出版も含め、200点以上の作品を刊行し、高い評価をいただいています。