ヘイゼルはかいじゅうの女の子。ある日ヘイゼルにビリーという弟が生まれます。「ビリーはきっと、せかい一わるいかいじゅうになるぞ。」お父さんもお母さんもおじいちゃんもおばあちゃんも、みんなビリーに夢中で、誰もヘイゼルの方を見てくれません。<せかい一わるい あかちゃんかいじゅうコンクール>で優勝したビリーに、お父さんたちはみんな得意顔。「せかい一わるいかいじゅうになるのは私!!」とうとう、ヘイゼルはビリーをよそのひとにあげてしまうのです。最後は…。
ちいさい子どもたちの気持ちをユーモラスにあらわした作品です。