森番がひろってきた子ぎつねは、毎日子どもたちからお話の本を読んでもらっているうちに、人間の言葉をすっかり覚えてしまいました。すると、お話の中の、かしこいきつねのようになりたいと思うようになり、森番の小屋を脱け出し人間をだまそうとします。最初は失敗ばかりでしたが、ついには肉屋からまんまとハムをせしめてしまいます。でもあるとき肉屋のさいふをひろうと……。楽しくユーモラスに語られるチェコのお話です。
作・絵: ヨセフ・ラダ
訳: うちだりさこ
出版社:福音館書店
対象年令:小低学年〜
頁数:164
サイズ:22×16cm
ISBN:9784834000580
きつねものがたり