井戸の底に、かえるが1匹住んでいました。かえるは、そこが「世界」だと思っていました。ある時、雨が降らない日が続き、井戸の水は枯れました。そこで、かえるは、自分に力があるうちに、「せかいのはて」を見ておこうと思います。井戸の縁に辿りついたかえるが見たのは、木々とひなぎくの花の群れ。これが「せかいのはて」と思い込んだかえるですが…。
作: アルビン・トゥレッセルト
絵: ロジャー・デュボアザン
訳: 三木卓
出版社:童話館出版
対象年令:小低学年〜
頁数:32
サイズ:25×18cm
ISBN:9784887502635
せかいのはてって どこですか?