しごとをとりかえた だんなさん

つつがなく暮らしていた、お百姓夫婦。ある日、だんなさんは自分の畑仕事がおかみさんの家での仕事より大変だと言いだし、仕事をとりかえます。しかし、家の仕事をしようとするだんなさんは、やることなすこと失敗ばかり。
ふだんは見すごしされがちな家庭の仕事の大事さたいへんさをきちんと語ってくれます。日常の暮らしの中で、「ありがとう」「ごくろうさま」と相手をおもいやる気持ちも大切だとあらためて感じる１冊です。