9匹のきょうだいの中で、最後に産まれた子犬は、お母さんのおっぱいを飲めたのも、目をあけたのも、おうちの犬小屋へ入るのも「さいご」。ある日、飼い主が「子犬売ります」と看板をだします。「さいごのこいぬ」はまた、最後になるのでは…と心配です。買いに来た人達に「ぼくを選んで!」と必死でアピールしますが、逆効果。やはり最後まで残ってしまいまいました。けれどそんな「さいごのこいぬ」を抱っこした男の子はこう言います。 「ねぇ、しってる?きみは、ぼくの さいしょのこいぬ だってこと」
文・絵: フランク・アシュ
訳: ほしかわなつこ
出版社:童話館出版
対象年令:およそ5才〜
頁数:30
サイズ:21×21cm
ISBN:9784887500709
さいごの こいぬ